会社に出社していても、リモートワークをしていても、ストレスを感じてそれを避けようとすることは日常茶飯事です。
タバコが苦手な人が駅でタバコの煙を浴びてしまうこと、落ち込んでいる人が近くにいてネガティブな話をたくさんされてしまうこと。
嫌なことに遭遇するのをやめることはできないけれど、嫌なことがあったときに落ち込まないためには、事前に気持ちを整えておくこと重要です。
朝や仕事前にやるストレス対策ルーティン
仕事に取りかかる前や、人と会う前には、事前に「脳に予防接種」をしておくことでネガティブ思考に引きづられないようになります。これは、アメリカのポジティブ心理学の第一人者のショーン・エイカーが紹介している方法で、21日間継続することで大きな効果をもたらすとされています。
全てやることが難しい場合は、できそうなものだけでも十分効果があります!
1.知人の誰かを称えるメールを書く(2分)
2.ありがたい、と感じる何かを3つ書き出す(2分)
3.ポジティブな体験を書き記す(2分)
4.有酸素運動をする(30分)
5.瞑想をする(2分)
私が自分の生活に合わせてカスタムしているのがこちらです
1.LINEやメールでポジティブな返信やスタンプをする
2.感謝したい何かを3つ書き出す
(家族への感謝/子供の成長/周りの環境/健康とか)
3.ポジティブな体験を書いているスマホメモを見る
4.1日トータル5000歩目指して歩く
5.瞑想をする(忘れなかったら)
よく寝て朝日を浴びる
どんなに忙しくても、23時以降は寝る習慣をつけるようにしましょう。
寝不足でいると、脳の機能が低下してストレス耐性が弱まってしまいます。あと、ドライアイにもなりやすく、疲れやすいので悪循環でしかありません。
またストレスと戦ってくれる「副腎皮質ホルモン」は、朝に最も多く、昼間から徐々に少なくなっていくものなので、朝の時間帯を有意義に過ごすこともポイントです。
また、起きた時には必ずカーテンを開けて朝日を浴びることも重要です。
幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの分泌を増やし、ポジティブに行動しやすくなります。
例え、朝寝坊する時でも、カーテンを開けっ放しで休んだ方が健康には良いとされます。
ストレスの捉え方を変える
ストレスと戦うのをやめ、その存在を肯定的に捉えるようにすると、ネガティブな影響が23%低減すると言われています。
肯定的に捉えるというのは、以下のようなものの考え方をすることです。
- ストレスをなくすことは不可能と考える
- 誰にでもストレスはあると考える
- ネガティブな人と出会ったら、ポジティブになる手助けをするチャレンジと考える
ストレスと戦おうとして消耗するくらいなら、なんか自分頑張ってるなぁ〜と思ったり、この出来事も振り返ってみたら小さいことなのかも、と考えてみるのも一つの方法です。
第三者目線で自分を見る
目の前の出来事をそのまま受け止めると、つい感情的になってしまうので、一歩下がって物事を見るようにするとポジティブになれます。何があっても冷静な人は、第三者の視点を使っているから感情的にならないということになります。
なかなか難しい場合、自分の話ではなくて、「友達が自分と同じ状況になった時に自分がなんて声をかけてあげるか??」を考えると自然と第三者目線に近いことになります。
オンラインカウンセリングを利用する
人に頼って、自分の話を聞いてもらうことで気が楽になることもあります。
自分の置かれている状況に対して、客観的に意見をもらえたり、背中を押してくれることもあります。
近くの人に相談しにくい内容でも、オンラインカウンセリングならば、そこまで気にせず話せる人も多いかもしれません。
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