イースターの過ごし方【フランス・うさぎや卵の由来】

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2022年のイースターはいつ?

2022年のイースターは4月17日(日)です。春分の後の、最初の満月の次の日曜日と決まっています。4月18日(月)もフランスでイースターの祝日となっています。

スーパーなどでは、4月に入ってから一気にイースターエッグやチョコレートが陳列され、イースタームード一色になります。ホワイトデーはさほど盛り上がってない印象ですが、イースターはかなり気合が入っています。

イースターは何のお祝い?

イースターとは「キリストの復活祭」です。キリストが十字架で亡くなってから、3日目に復活したことをお祝いするお祭りです。キリスト教ではたいへん重要な日なのです。

キリストの誕生を祝うクリスマスと並ぶ、ビッグイベントなのかもしれません。

うさぎと卵がよく出てくる理由

卵には、「動かない卵から、生きものが生まれる」ことが、「亡くなったキリストが復活するさまを表している」とされ、イースターでは大変重要なアイテムです。卵にちなんだお菓子や、おもちゃ、お花に卵が刺さったものなど、至る所で卵を見かけるようになります。

ゆでたまごにカラフルな色を塗ったものを庭や公園のあちこちに隠し、それを見つける「エッグハント」は、子供たちにとってイースターの楽しいイベントです。お夕飯にしたいフランスのママも必死になって探します。

うさぎは、子供をたくさん産むことから、イースターでは豊穣と生命の象徴として登場しています。イースターのうさぎは「野うさぎ」で、うさぎが大好きな草が、春先に青々と茂りはじめること、うさぎも繁殖を始める時期であることからも、イースターのお祝いとリンクしているようです。

うさぎが登場するのは西欧のイースターだけで、東欧では登場しないようです。

エッグデコレーションを楽しむ

復活祭に絶対になくてはならないのが、「イースターエッグ」です。デコレーションされたものだけでなく、デコレーションキットもスーパーで買うことができます。

子供と一緒にカラフルなデコレーションをするのがフランス流。生卵に小さな穴を開けて、生卵を取り出し、殻に色を塗ったり、シールを貼ったり、絵を描いたりします。

エッグハント(卵探し)を楽しむ

私が出会ったエッグハントは、室内で卵チョコを探すもの、決まったエリアで卵の絵を探すもの、公園で卵型のアイテムを集めて、チョコレートと交換するものなど、多岐に渡ります。

事前エントリーが必要なものは、人気で満席になることがほとんどです。市町村のサイトで3月末頃から確認するのがおすすめですよ。

特にイースターの次の月曜は、祝日になり、多くの場所でエッグハントイベントが開催されます。家族総出で卵探しとハイキングを楽しみます。私もサンジャンポールガールのエッグハントに参加しました。

イースターチョコをプレゼント

イースターを意識し始める4月に入ると、毎年イースターに向けてウサギ・卵・鐘・ニワトリ・魚の形をしたチョコレートが、たくさん売られるようになります。手のひらサイズから、顔サイズのものまで大小様々。

お友達や家族へのプレゼントととして、大きなチョコレートを贈り合う習慣もあるようです。年配の方が、スーパーのカートに10個近く入れているのを見ると、お孫さん達に配るのかなぁ〜なんて想像してしまいます。

umiushi
フランスに住む主婦
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